まず、ＰＨＳ系のイメージって何でしょう？大まかにあげると、
１．安い
２．つながりにくい
３．音がいい
４．データ通信に向いている
こんなところじゃありません？ところが、昨今のＰＨＳ系はかなり違います。 僕はＤＤＩユーザーなので、ＤＤＩＰｏｃｋｅｔ、Ｈ”についてを書いてみます。
まず、「安い」か？ＰＨＳの最大の利点といわれていたものです。 しかし、携帯の料金低下、そして携帯への接続料の高さのため、今は安いとは言えないと思います。 ＰＨＳ同士やＮＴＴ加入回線への接続は、近距離なら安いでしょう。 しかし、どこにかけても一定料金という携帯のプランも登場している今、あまり利点になるとは思えません。 また、携帯とＰＨＳの普及の差が、そのまま料金に跳ね返ってしまっています。 というわけで、一概に「安い」とは言い切れないと思います。
次に、繋がりにくいか？これがＰＨＳの最大の弱点であり、携帯に普及の差をつけられた原因でしょう。 しかし、Ｈ”はこの弱点を実用レベルで克服しています。 時速１００ｋｍで移動していても、切れることはありません。 都会では、地下も繋がるので携帯以上の能力を持っているといっても過言じゃありません。 サービスエリアの狭さが問題でしょう。山奥では全く繋がりません。 でも、町中で生活している分には全く問題ないでしょう。
では、音がいいか？これは未だ、ＰＨＳ系の方が有利のようです。 確かにＣｄｍａＯｎｅも音はよいですが、結局割高です。 ＰＨＳ同士、あるいはＮＴＴ加入回線とであれば、断然ＰＨＳでしょう！
最後にデータ通信。これも携帯が６４ｋｂｐｓのサービスを始めたとはいえ、Ｈ”の方が上手です。 安定しているようです。僕はまだモバイラーじゃないので（笑）真価を発揮させたことはないですが。 そして、データ通信が携帯より安い！早くて安いので、間違いなく軍配があがるでしょう
でも、ｉ−ｍｏｄｅとかの方に行く人が多いでしょう。 ただ、パケット通信が絶対安いわけではありません。 たとえば、ＤＤＩＰｏｃｋｅｔのスーパーパックＬで契約している場合、メールは３０秒５円です。 最大限活用したら、パケットより遥かに安くあげることだって可能です。 ＰＨＳはダメ、そんな先入観にとらわれず、選択肢のうちの一つとして考えてみたらいかがですか？